ymaruiwaの投稿 (2012年1月29日)
先週自分で起こしたベンチャーで働く元同僚と非久しぶりに会う機会があり、人数の少ない環境で新しいビジネスを起こす仕事と、人数の多い会社で出来上がったビジネスモデルを持ちながら仕事をすること(私の今の環境)について考えさせられた。
私はこの1年半ほど新規事業担当として事業計画やサービスプランなどをV-team メンバーと一緒に作ってきているが、外資系の大きな会社の性で、本社の複数の部署の了解や上層部の承認を取るための時間がかなりかかるし、説明のための資料の準備もバカにならず、「こんな時間あったらさっさと開発着手してプロトタイプを出して一般消費者の反応が見たいのに」と思うこともたびたびある。多分自分でコードが書ける人だったら、そうしているのであろう。私は絵心もないし、コードもかけないし、自分ひとりでソフトやサービスを作り出すことはできないのだが、大きな会社に勤務しているメリットには、そうした人と協業する枠組みは自分で構築させてもらえるし、社内に適切な人材がいなければ、協力会社を募ることもできる。
先週会った元同僚も多分私と同じで、自分でコードを書いたり、デザインをしていないのだろうが、そういうことができる友人・知人がたくさんいるようで、そうした個人的なネットワークでしかもスピーディにサービスを起こしていっている。人件費の安さも手伝ってそのネットワークは今や日本国内というよりはアジア全域に広がりつつあり、サービスも日本国内向けのものではなくて、英語圏やアジア向けにどんどん開発されるようになってきている。
一方で、同時期に別の元同僚とも会い、ベンチャーにて資本金集めに苦戦している状況を教えてもらった。社内リソースも適度にあるようだが、次の大きな一歩を踏み出すための投資をとりつけられるだけの実績がまだ出せていないというのが理由らしい。大きな企業のいいところは、既存のビジネスとの親和性があれば、多少の実績を出すことも可能だろうし、過去の信頼があれば投資を取り付けることもできるだろうし、そもそもキャッシュがある企業なら、社内で投資し続けられるだろう。
とは言え、大きな企業だろうが、個人で起業だろうが、日本経済が特に大きく伸びていない今、アジアや他国に向けて仕事をすることが一つの解だと思っている。そうした仕事がまだできていないことがもどかしく、まずはそれを打破をするのが先決だと思っている今日この頃。