IT企業で働くバイリンガルママの育児日記

情報メディアの最新潮流と2012年の行方

ymaruiwaの投稿 (2012年1月30日)

先週日本マーケティング協会主催のセミナー「情報メディアの最新潮流と2012年の行方」に参加してきた(講師:電通総研研究員たち)。黙って人の話を聞くのが実は苦手なのだが、2-3時間データとにらめっこしながら、講師の分析と自分の解釈を照合する時間はかなり贅沢なものであり、そうした機会には積極的に参加するようにしている。

ちなみに、人間には外交的なタイプと内向的なタイプがいて、心理学的に言うと外交的なタイプというのは外界からの刺激によってエネルギーを覚え、新しい発想・考察を生み出し、かつ他人と共有したがるのに対して、内向的な人間はある程度たまった情報を内に秘めて処理することでエネルギーが充電され、むしろ他人との接触などはストレスになるそうだ。私は圧倒的な外交的な性質であり、自分だけではなかなか新しい発想や考察が生まれない。

さて、この「情報メディアの最新潮流」では、いわゆるパソコン以外のデバイスの普及が特に強調されている内容になっていた。今年がタブレットにとっての勝負の年と言っていたが、車社会ではない都市部に人口が集中している日本ではタブレットはかなり小さく・薄くならないと消費者の間には普及しないのではないかと思っている。携帯電話は必須アイテムとなっているので、これがスマホに切り替わるのは時間の問題。多くの人はスマホで用途が足りるので、あえてパソコンを購入しなかったようにタブレットも購入しないのではないだろうか。むしろ資料作成などにはパソコンの方が便利なので、スマホ以外のデバイスとしてはタブレットがパソコンを上まることが私には想像できない。私は相当なパソコン派なので、大きなバイアスはあるが。

一方でテレビのスマート化はこれまたテレビの買い替えの時期などを狙ったマーケティング戦略が取れれば、どんどん進むのではないかと思う。ビデオレンタルやビデオ購入のサービスだけでも十分に消費者にとってはありがたい(我が家にはDVD が500枚以上あり、管理だけでもかなり苦戦している。場所も取るし、傷もつく)。増えすぎたはソーシャルやアルゴリズムによるレコメンドによってユーザーへ露出されていくというのもうなずける。

セミナーでは消費者の意識の変化についてもデータ・分析が披露された。震災以後においては以下のような傾向がみられるそうだ。

1) 絆志向の高まり

2) 正解ではなく、納得解(ソーシャルを通し手情報を取得)

3) 受け身ではない、スマートなリスク対応(ポケッタブルシューズ)

4) 「分散」によるバランス (非日常の必要性、通話10分以内は500円 vs かけ放題)

5) The more, the better から Less is more (カーシェアリングなど、買わない選択)

6) 実質的なエコを重視(太陽光発電、HEMS など)

震災以前のデータがなかったので、わからないが、上記のトレンドのいくつかは震災前からすでに進行していたのではないかとも思った。

ヒット商品ランキングからのトレンド

1) ひと手間カスタマイズ(スマホ、GOPAN, AKB48)

2) ソーシャル・リンケージ (電力の見える化、節電家電、ダイハツ・エコカー)

3) ゲーミフィケーション

4) 小ハレ探し(ビアガーデン、スカイツリー、酔わない梅っしゅ)

5) セルフプロデュース(ルンバ、Facebook)

6) Made for Japan (東北系など)

さて、上記の「セルフプロデュース」というトレンドの事例にFacebook があげられていることに対して個人的には反論を覚えるのだが、これはまた別記事にて説明したい。

上記のようなトレンドを受けて、2012年は「共創型生活者の時代」となるそうだ。消費者が受け身ではなく、企業・ブランド・他人と対等な立場で志高く、顔を見せ合って、価値を作り上げていくという話だが、これまた数年前からのトレンドでもある。とある電話サポートの様子の録音がネットで流れてからというもの、消費者は一人で企業や権力者たちの力をごっそり切ることが可能になったのだが、ようやくここにきて、コミュニケーションと取りたいと思っている人が必要最低限の人数になってきているのと、そうした人たちがコミュニケーション(あるいは自己表現)ができるツールの選択肢が増えてきているのだと私は思っている。

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  • ymaruiwa: 私も割とそうだった(割とっていうのは、本来はそうだったのに、親がそれを嫌がって抑えていた、というケー
  • Tetsu-chan: 目立つ事好きな子供でした。他人と同じがイヤなんです。三つ子の魂百まで、ということで今も変わらずデス。
  • ymaruiwa: そうなんですよ。私も自分の子供(特に次女)は目立つことが好きなんだろうっていつも想定しちゃうのですが
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