久しぶりの投稿。2011年・2012年の冬休みは珍しく、海外でもなく、親友家族と一緒でもなく、我が家だけで、熱海へ2泊3日旅行。Facebook のタイムラインで、リゾナーレ熱海がオープンしたことを知り、さっそく年末に行ってみた。
リゾナーレ熱海は「あたみ百万石」という老舗旅館だったところを星野リゾートが買い取り、リニューアルオープン。大浴場、室内プール、ビュッフェという我が家の必要条件をそろえているし、広い部屋が比較的リーズナブルな料金だったことが今回の選択理由。
熱海へは車中でお弁当をゆっくり食べたいという理由から品川から東海道線を各駅停車(ただし、グリーン車)で2時間弱かけて移動。熱海駅からホテルの無料シャトルバスでさらに10分で到着。他のお客さんは0歳から3歳くらいの子供を連れた家族が多かった。
今回利用したお部屋は「テラススイート」(テラス棟に全部20室ほど?)。寒くて結局テラスはほとんど使わなかったが、景観は素晴らしかった。
部屋にはほかに和室とメインのリビング+ベッドルームスペースとお風呂場+化粧室。お風呂場からの景観もテラスとの並びで相当いいのだが、寒いのが難点で、2泊3日中、私は一度も利用せず(娘たちとだんなは一度だけ)。
キッズフレンドリーを謳っているだけあって、施設内にはいろいろ子供が遊べるスペースやサービスがあり、退屈することなくあっという間に3日間を過ごした。今回、何よりも小3長女と年中次女が夢中になったのが、「壁登り」。午前中10時―12時、午後3時―6時の間、無料でガイドさんの付添でなんちゃってロッククライミングを体験できるのだ。頭も体も使うのが面白かったのか、次女は特にことあるごとに「壁登りがしたい」とせがんでいた。
上記の「親子の北壁」(大人もできる)のすぐわきに、大きなボールプールがある「キッズルーム」が併設されていて、こちらにも我が家のガールズは入りびたり。長女などはもうすぐ10歳だというのに、いまだにボールプールが好きだというのはいかがなものかとも思うが、姉妹が仲良く遊んでくれるのは嬉しい。
もちろんプールも。小さいので大人には物足りないが、子供たちには十分だったようだ。
ほかにも色々なアクティビティがあり、予約が必要なものが多かったが、随時受付のもので、「シェルアート」作りというのも体験。1500円で貝殻で小さなバッジを二つ作れるというもの。基本的には、セットを渡され、放置される仕組み。うちの娘たちは30分ほど熱心に取り組んで完成させた。
完成品
リゾナーレ熱海は基本的には連泊客を想定していないようで、日中食事できる場がなかったり、ランドリーなどもない。2泊した我が家は2日目のお昼からは熱海の街へ繰り出し(タクシーで1250円程度、徒歩だと40-50分かかる)、ウナギを食べたり、お土産を買ったりしていた。
食事に関してはちょっと意外な結果だった。基本的にたくさんのアレルギーを抱える次女と、偏食気味の長女がいるので、ビュッフェスタイルを好むのだが、今回は1日目の夜をビュッフェ、2日目の夜を和食処「花火」で食事してみたところ、「花火」の圧勝であった。「花火」はコース料理1種類のみで大人8450円と少々値が張るのだが(特に我が家はこれに酒代がつくので)、八寸、お造り、焼き物などすべて美味であった。1泊しかしない人でも、「花火」での夕食をお勧めしたい。お店の人いわく、「みなさんビュッフェを選ぶようで、まだあまり人が入っていないです」
スパもあるが、今回は利用なし。マッサージは2日連続利用させてもらい、肩こりがかなり楽になった。
総論:
よかったこと:
1) 部屋が広い
2) プール・大浴場・キッズルーム・壁登り・ほかキッズアクティビティなど、子供向け施設・サービスが多数(小さい子が使えるものもあるが、5歳ー7歳くらいが一番楽しめるような気もする)
3) 和食レストラン「花火」 — とてもおいしかった。アレルギー対応もばっちりしてくれて、事前に厨房をしっかり打ち合わせができた。
4) 東京から近い!
そんなによくなかったこと:
1) 部屋が絨毯。古い建物だから仕方ないのかもしれないが、やはりフローリングなどを期待してしまう。お風呂場が寒いのも残念だった。
2) 売店でお酒が売っていない(自販機でビール・酎ハイはあり)
3) 連泊を想定していない(日中食事できる場所がない –と言っても熱海まですぐに出られるのでさほど大きな問題ではない。プール・大浴場なども12時から15時までは利用できない
4) ジムはなし
さて、次はどこに行こうかな。