月別アーカイブ: 2005年6月

3歳娘のお気に入りの英語絵本

すっかりバイリンガルねたがないブログになってしまっているのに、「バイリンガル」で検索されてたどりつく人が増えているので、少々申し訳ない気持ちになっている。

にわかバイリンガル育児ねたである。最近娘のお気に入りの英語絵本をリストアップ。

  • Happy Christmas Maisy (Lucy Cousins)
  • Maisy Likes Driving (Lucy Cousins)
  • Goodnight Moon (Margaret Wise Brown)
  • Dear Zoo (Rod Campbell)
  • This Old Man (Pam Adams)
  • Papa, please get the moon for me (Eric Carle)
  • The Very Busy Spider (Eric Carle)
  • The Very Hungry Caterpillar (Eric Carle)
  • The 12 Days of Christmas (RObert Sabuda)
  • The Christmas Alphabet (Robert Sabuda)

こうしてリストアップしてみるといくつか共通点がある。

  • Maisy シリーズ:レインコートと傘がメイシーもの。大好きな傘とレインコートにひっぱられてメイシーも好きになり、メイシーものの絵本が好きになった可能性あり。
  • 飛び出したり、めくったりするような仕掛け絵本:"Dear Zoo" "Papa, please get the mon for me" や Robert Sabuda シリーズの本がこれに相当する。特にRobert Sabuda シリーズの本は大人もびっくりの芸術品。切り紙的で、ギフトとしても喜ばれるでしょう。子供の絵本としては値段が高いけど、「ええ、これで2000円台なの?」とだんな。びっくりするくらい質が高いです。
  • 比較的サイズが小さいボード絵本:日本語でなんと言うのでしょうか、硬い絵本のことです。まだ腕や手が小さくて、つい折ったり破ったりしてしまうこの年齢には本人も扱いが楽なのがいいのか、好んで選んでいる本にはこうした形状のものが多いです。
  • Eric Carle シリーズ:生まれて間もない頃から Eric Carle の絵本は読んでいたこともあるだろうけど、やっぱり本当にこの人の絵は子供の心をつかむ。韻を踏むような文章もこの年齢には心地よいようで、自分で暗礁していることもしばしば。

物事を暗記する能力がすごく大事だということはいろいろな本で読むので、娘が「もう一回」と繰り返して読むのをせがむのはなるべく答えてあげようと思うのだが、飽きてしまうので、つい「違う本にしようよ。」と言ってしまう(笑)。

娘は「「自分で読む」と言って、ある程度暗記した英語文を暗記していない部分は英語っぽい音の羅列で乗り切り、一人で本に向かっている時間もずいぶん増えた。

我が家には日本語の絵本も多少あるが、こちらは保育園でたっぷり読んでいるようなので、家では英語絵本を基本としている。いつか近い将来、「日本語の絵本がいい!」と言われるのだろうか。

 

検索に11分

ある講演会で聞いたデータ。
 
人はネット検索を通して一つの情報や回答を導き出すために大体11分かけている・・・長い!
 
言われてみると思い当たる。何か調べようとするとあっという間に時間がかかるので仕事に直結していない検索に関しては、週末や休日にやるようにしている。
 
もっとインターネットを使いやすいものにしないと!がんばろう。

親子ペティキュア

明け方、寝苦しかったせいか娘は5時起床(私は4時半起床)。牛乳を飲んだり、私に耳や鼻の掃除をされて、6時過ぎに再び就寝。果たして保育園に行く時間にちゃんと起きれるのか・・・

さて、私は化粧をしない。化粧水すらつけない。以前は香水と口紅は好きで時々つけていたが、今はそれも全然・・・ポリシーではなく、化粧が下手なので、やるとなると時間がかかり、「面倒」なのだ。

唯一いまだに時々するのが「ペティキュア」である。アメリカだと安くできるので、出張の際に時間があれば、塗ってもらっていたし、日本でも美容院によっては塗ってくれるので髪を切ってもらっている間に塗ってもらうこともある。

足のマッサージと一緒にペティキュアを施してもらうのはとても贅沢な感じでいい。でも美容院やサロンへ行く時間がなければ自分でやるしかない。そろそろサンダルをよく履く季節になったので、塗ろうかな、と思っていたら、先日保育園で娘の同級生でマリ人とのハーフのAちゃんがペティキュアを塗っているのを発見して、親子イベントにすることを決意。

そしておととい、お風呂のあと、「足をぴかぴかにしよう!」とペティキュアを娘と自分の足に塗り塗り。また子供をおもちゃにして遊んでしまった・・・ま、本人も喜んでいたし、いいか。娘は保育園で先生に自慢していました(「見てー!きらきらなの」)。

子供にこんなことを教えていいのか、という迷いもちょっとはありました。でも、本質的にペティキュアが悪いということはないので、娘には薄めの色、自分には濃い目の色を選んで楽しんでしまいました。

Release 2.1

Release 2.1 (by Esther Dyson) 

遊女さんのブログでずいぶん前に日本語訳(「未来地球からのメール」エスター・ダイソン著)が紹介されていて、「あ、読まなきゃ」と思っていたので、購入したのだが、読むまでに時間がかかってしまった。

エスターダイソンはインターネット業界で「ビジョナリー」と言われており、官民双方にネットの可能性を提唱してきている聡明な女性ということまでは知っていたが、著書を読んだことがなかった。

文章はわかりやすく、またネットの将来性を真摯に追及する姿勢は好感が持てた。この業界に身をおいてよかったな、とか,だからこそがんばらなくては、という気持ちにさせられる。

Communities, Work, Edcuation, Governance, Intellectual Propoerty, Content Control, Privacy, Anonymity, Security (コミュニティ、仕事、教育、統治、知的財産、コンテンツ管理、プライバシー、匿名性、セキュリティ)という10のトピックに渡って、ネットのリスクとリスクに見合った可能性、そしてその可能性を実現するための指針が提示されている。

個人的には"Anonymity(匿名性)"の章が非常に興味深かった。彼女の基本構想には報公開そしてその発信源の開示がネットの健全化の前提条件となっている。みんなが「正直」であれば、「うそつき」の人間たちがどんどんいづらくなる構図になる、というわけだ。

嘘つきや犯罪者というのが世の中から消えない限り、ネットからも消えることはないが、ネット全般で活動しにくくすればいいのだが、そのためには"Anonymity" ではなくて 例えば"Psuedonymity"が必要だと言っている。匿名性はよくない。自分の行動・言葉に責任を持つ。それが絶対条件だ。

Psuedonym とは仮の名という意味であるが、実名で活動するのが適切でない場合もあり、仮の名前で活動する分には問題がないが、「言い逃げ」「やり逃げ」をしないように探そうと思えばその人の素性がわかるようになっているべきという話。かなり意訳・解釈しちゃっているが、まさにそういう問題について自分が考えることがあるからだ。

私はブログを毎日書いているが、ブログでは実名を明かしていない。隠しているつもりはない。実名での活動の場からこのブログにリンクしているし、そういうリンクからでなくても、私のブログで書かれていることをつなぎ合わせていけば、素性はきっと割り出せるだろう。が、実名ばりばりで書いてしまうと、一気に会社の色が濃くなり、意図している方向とは違う方向にこのブログが展開してしまうのを避けたいのだ。

が、全くの匿名性もなんだか腑に落ちていなかったので、ダイソンの "Psuedonymity"の提案にはおおいに共感した。

面白いな、と思ったのは、会計監査の会社が自然に個人情報管理の監査役をやりだしたように、個人のお金を管理する銀行が個人情報を管理する役になる、という予言だ。言われてみるとなるほど、であるが今までの印象としては銀行が新しくネット関係のサービスを提供するイメージがなかったので新鮮だった。

その後彼女の著作は聞かないが、出たらぜひ読みたいと思う。

先週の外食

先週娘は微熱で済んだが、咳がひどくて、夜中に何度も泣きながら起きるような夜があったり、深い時間までの飲み会があったり、仕事もかなりたてこんでたり、と寝不足であった。来週は仕事でイベントがあったり、とまたばたばたしそうだ。

勘九郎@渋谷
カフェ合宿のあとに、懇親会と称して合宿参加者と渋谷の炭火焼の居酒屋で、個室を頼んだら、なんだかおうちのようでいい感じ。コースはボリュームも味もよくて、みんなに好評。ただ、幹事は緊張していて、あまり味わうことができなかったようだ。会社の懇親会ってみんながみんな仲良しではないので、微妙になることもある。でもこれもコミュニケーション。みえこ、幹事お疲れ様。

ハヅキ@新宿
カフェ合宿、勘九郎と続いて、さらにハヅキへ流れた。もともとボンドガールのヨガが終了した21時過ぎにハヅキで待ち合わせようということになっていたら、あちらも忙しく、会食があるので、10時半到着になることが判明。一方私の方も韓国から同僚が出張してきて、話があると言われたし、ボンドガールが到着するまでハヅキで飲みながら話をした。真夜中にさらに会社の後輩が二人やってきて、家についたのは3時前、仕事をしていたら、ほとんど寝ないで朝を迎えることに。月曜から飛ばしていました。

チャミスル@恵比寿
3回目の黒革の会は12人の参加ですでに会社の卒業生が二人。うちの会社は終身雇用制ではないから、もともと中途採用が多いし、何年かするとやめていくのが普通だから、もともと社内の異部署間の飲み会だったこの会合もいずれは「異業種交流会」のようになるのかもしれない(笑)。
チャミスルはご飯、個室、飲み物すべてグッド。この人数にレンタルのダイニングスペースはよかった。ボンドガール、幹事お疲れ様。

先週はたまたまボンドガールと2回も飲んだ。ブログやメッセンジャーの効果が大きいが、想像通り会社変わっても関係は変わらず。よかった、よかった。

メディアトレーニング

とあるPR代理店にて一日缶詰状態でメディアトレーニングなるものを受けた。トレーニングは私のほかに上司と部長がもう一人の計3人。擬似インタビューを受けてビデオで撮影し、その後見ながらいろいろフィードバックをもらったりするのだが、自分で自分のビデオを見るのは照れくさい!

写真は大丈夫なのにビデオはだめだ。でも、今の会社に入って8年。かなりの数の取材を受けてきた効果か、今回はビデオに映っている自分と自分の頭の中のイメージは比較的近かった。ただ、トレーニングを受けている3人でお互いのビデオを見てみると、「私だったらちょっと違う風に回答したかな」というような受け答えがお互いに感じ、意見交換でもりあがる。

フィードバックを受けたり、取材の受け答えのテクニックをいくつか教えてもらったあとで、トレーニングを受けている3人で「メッセージ」の組み立てを試みた。本来であれば20分程度このメッセージを組み立て、その後その枠組みを元に再度擬似インタビューを受けるはずだった。

が、上司ともう一人の部長は頑固だし、納得がいかないと議論を前進させられない性格で、メッセージを組み立てる過程で大激論。遠慮がない私もそこに加わり、二時間近く喧々諤々。

やっと組み立てたメッセージで再度擬似インタビュー。確かに3人の伝えようとしているイメージがずっと近づいた。まさにこの前もブログで言っていた「意識合わせ」プロセスだった。トレーナー側のPR代理店には申し訳なかったが、トレーニングのアジェンダそっちのけで徹底的に話し合いができたのが収穫だった。

意識あわせをするのには、経験や時間をともに積む中で自然と"DNA"を共有していくが、時間短縮するためには、こうした「激論」の場も必要だ。恐れずに挑む、プロジェクトも議論も。

電話やさん

夏休みにだんなの実家の青森へ行くことを連絡するためにだんなが電話をした。子供はみんなそうだが、杏奈も電話が大好きだ。

「杏奈、青森のじーじとばーばに電話するよ。」と声をかけると、いそいそとダイニングテーブルの椅子にあがり、携帯電話をつかみ、「早く電話してよ。」と言わんばかりにだんなに差し出す。

「もしもし、杏奈ですよ。3歳になりました。」

「もうすぐに会いに行くよ。海に行こうね。」

もうすっかりじーじとばーばとは普通にお話ができるようになった。「上手にお話できたねー。」とだんなが切った後でほめると、「うん、杏奈、上手に電話できるから、大きくなったら電話やさんになるの。」だそうだ。

面白いなー。交換手のことをさしているわけではないだろうが、娘の「電話やさん」のイメージが詳しく知りたい(笑)。

 

ミュージカル・バトン

スーさんからミュージカル・バトンを渡されました。

下の5つの質問に自分のブログで答えて、それで、5人のブログに回していくというものです。

●今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量:
●今聞いている曲:
●最後に買ったCD:
●よく聞く、または特別な思い入れのある5曲:
●お誘いする5人

5人へ回すというよりは興味のある方がいらっしゃればトラックバックでつなげてもらうのが自然な感じに思うので、特に次へのお願いはせず、トラックバックが来るかどうか様子を見ます。

1 PCに入ってる音楽ファイルの容量

MSN ミュージックで買ったものが少し入っているだけですね。リッピングはあんまりやらないんです。

  • Blue Note Plays The Beatles (Various Artists)
  • WestEnd Girls (Pet Shop Boys)
  • 僕が一番ほしかったもの (槙原敬之)

2 今聴いている曲

Back to the 80’s というCDです。Bangles, Billy Joel, Duran Duran, etc. ととても懐かしい曲がたくさんでいい感じです。

3 最後に買ったCD

モーツァルト "Serenade K.525(アイネ・クライネ・ナハトムジーク)" — モーツァルトを聞くとその後30分ほど頭がよくなるらしいと聞いて朝聞いたりしています(笑)。

4 よく聴く、または特別な思い入れのある5曲

Disney Lullaby – ごーりんさんのブログで紹介されてい子供のために購入。が、すっかり家族全員のお休みタイムの定番に。

J.S. Bach "Goldberg Variations" — こちらはだんなに最初のデートでプレゼントにもらったものです。もともとバッハが大好きだったので、それを知らないのに偶然バッハのCDをもらい、びっくりしました。不眠症の大使のために書かれたものということで、こちらもまた我が家のお休みタイムの定番です。ピアノを習っている頃もバッハが一番好きで、バッハだけ一生懸命練習していました。

COCOMO (The Beach Boys) — ごーりんさんのブログへのコメントに以前書かせていただいたのですが、ロスに住んでいた頃付き合っていた彼が録音スタジオのオーナーで、そのスタジオにてこの曲が録音されたということで、オリジナルのトラックを夜中に聞かせてもらいました。Beach Boys には全く縁がなかったのですが、この曲だけはそういうエピソードがあって特別な曲となりました。

"Jitter Bug" (WHAM):  WHAM のベストも我が家ではよく聞くのですが、ジルバというのが英語で"Jitter Bug" だというのをCDを買って初めて知りました。ずっとそれまでWHAM がなんて言っているか聞き取れていなかったんですよね。

Bohemian Rhapsody(Queen Greatest Hits):家族全員クイーンが大好きでよく聞いています。"Bohemian"はUCLAの寮生活をしてい他頃、よく大音量でよく聞いていました。ミュージカルのプロモーションも兼ねてか、"We Will Rock You" よく耳にしますよね、最近。

以上!

カフェ合宿

来期のプランをつめる上で、関係部署との意識あわせが必要かな、と思い、合宿を月曜に実施した。。合宿と言っても泊まるわけではなくて、終日缶詰になるだけだ(うちの会社用語で言うところの「オフサイト」だ)。でも会社や貸会議室はいや、できればソファや窓があるようなところがいいという私の希望を聞いて、グループの人ががんばって渋谷のカフェを貸しきってくれた。

Cafe gooch http://www.gooch.jp/

カフェオーナーになりたい、くらいに思っているので、カフェという選択にわくわく。当日はドリンクは飲み放題だし、お昼もカフェご飯、長いテーブル、こあがりのテーブル、ソファコーナーがそれぞれ二つずつ。議論は拡散しちゃったので、なんだかまとまりのない終わり方になってしまったのが反省点だが、カフェ好きの私としては満足でした。

本当はこの合宿で来期のプランを考える上で抜けているところ、つめが甘いところなどを埋められるといいな、と思っていたのだが、逆にまだまだ議論が足りていないところがたくさんあるな、と感じた。自分たちは消費者にサービスや商品を届ける役割を担っているのに、その自分たちが同じビジョンを共有していなければ、消費者にだって伝わらない。

まずは個人で強いビジョン(愛!)を持つこと、次に仲間とそのビジョンを共有すること、意識の差を感じたら、放置するのではなくて、話し合って意識をあわせていく。このプロセスを繰り返すしかないのだと思う。そうしたプロセスを「無駄」と感じて参加しなければ、グループはまとまらず、そうした人たちは離れていくのだろう。

回転寿司達成!

娘がお刺身を食べ始めたのは2歳くらいだったと思うが、その頃から回転寿司に家族で行くのが夢だった。私は人生で回転寿司に一度しか行ったことがないが、かなり楽しい経験だったのに、その後行く機会が全然ない。

まさか接待で「回転寿司に行こう!」とは言えないし、友達同士の飲み会や食事会でも回転寿司に行こう!という話にはならない。

何回かお寿司を買って帰ったことがあるが、あまり娘には喜ばれていない。でもいくらやしめ鯖が好きだから、連れていけば楽しいと信じて、日曜日に決行。大森の「すしおんど」。

結果は・・・娘が口にしたものは・・・

  • オレンジジュース(店内販売機で購入)
  • 青さの味噌汁
  • フライドポテト
  • みたらし団子

子供が喜びそうなメニューが多いのには感心した(ツナマヨ寿司、エビマヨ寿司、ハンバーグ寿司、ウィンナー寿司など)。娘に「また行く?」と聞いたら、「行く!楽しかった!」と言っていたが、本当のところはどうなのかまだわからない(笑)。

一番喜んだのは私で、浮き浮きしながら、次から次へと流れてくるお皿を取ってはお寿司をほおばっていました。全皿100円は安い・・・が、品質もそのレベルという感じだろうか(イワシとゲソはおいしかった)。渋谷や新宿の激戦区だと安い回転寿司でも結構おいしいのだろう。

考えてみると回転寿司はかなり日本的な経験なので、今度ビジターが来た際には少人数だったらお昼などに連れて行ってみようと思ったりもしたが、会社の人たちに聞いたら、今や世界のあちこちであるので、そんなに珍しい体験ではないらしい。