Takaoさんのブログにメールの「重要度」について書いてあり、共感。うちの会社は社内メールがやたらに多い。入社したとき仰天した。私は大体一日500通くらいメールを受信し、100通くらい送信している。開発系だともっと多いし、役職が上だとさらに多いようだ。
ITやネット業界だと当たり前の量なのだが、それ以外の業界から転職した人のことを心配するくらい多い。元同僚の「まっすー」と以前飲んだとき、「入社して一ヶ月したら、あまりにも自分宛のメールが散乱していて、泣きそうになり、メール整理のためだけに休日出社していた。」と言っていたことを思い出す。
500通それぞれに1分かけるとすると、メール読むだけで、一日500分=8時間以上かかってしまうわけだが、500通全部にきちんと目を通すわけでもない。タイトルだけ見て削除するのもあるし、同じタイトルのメールでずっとメールの会話(=スレッド)が続いているものは最新のものだけを読めばいいから、途中のものはさっさと削除する。(メールのタイトルは重要だ!)
大抵のメールソフトはメッセージの「重要度」の設定ができるようになっている。通常のメールはTakaoさnおっしゃるとおり、私も「重要度」は「中」に設定している。基本設定のまま、というわけだ。すぐに返信がほしいものや、特に気持ちのこもっているものは「高」に設定することもある。それでもメール業務だけで毎日3時間くらいはかけているだろう。
「低」に設定されるものは「お知らせまでに」程度の仕事のメールのこともあるが、大抵個人的なメールや仕事に関係のないメールだ。飲み会のお誘いだったり、こんな面白いサイトみつけましたとか、「こんな変なことをXXXが言っていました」(みえこっちのほーちゃんねたのように)とか。
「重要度」が「低」に設定されているメールを送信する際の本来の意図は「後回しでもいいですよ。」というものだが、どうも社内では「重要度が低のメールは仕事に関係のないメール」だから「楽しいメール」というい解釈があり、重要度が「低」に設定されているメールほど「開封」が速いから、本当にすぐに読んでほしいメールは重要度を「低」に設定すればいいのではないか、という冗談が出たりする。
実際私も重要度が「低」のメールが来るとわくわくしながら、「なんだろう?」とまっさきに開封している(笑)。企業向けメールソフトには「仕事ではありません」という設定がかわいいボタンひとつでメッセージ送信の際にできるといいのかもしれない。
元の記事からの引用
その昔アウトルックエクスプレス開発を担当していたこともあり、メールについてはちょっとうるさかったりします
。
一番多く使っている会社のメールの他にHotmailや個人所有のドメインを利用したメールやISPのメールなども加えると所有しているメールアカウントは数え切れないかも知れません。最近はそれに携帯メールの使用が加わりました。常に持ち歩いているデバイスで簡単にメールがやりとりできるのは楽しいしとっても便利です。Hotmailもがんばらないとです。
ところで普通はメールの「重要度」は気にせず「普通」で送っているのですが、緊急の用事や本当に重要だと思うメールは「重要度:高」で送っています。それに対して、急ぎでないメールや相手にとってそれほど重要でないメールは「重要度:低」で送ります。「重要度:低」で送ったからといってこちらが内容を軽く見ているとかそういう訳ではないのですが、いつも一瞬「重要度:低」だと「私のほうでその内容を軽視していると思われてしまうのでは」と考えてしまいます。今日は同僚の一人が家族の病気で自宅待機となってしまったので、「お大事に」という簡単な内容のメールを「重要度:低」で送ったのですが、ちょっと同じことを考えてしまいました。伝えたい内容は「重要度:大」なんですが。