カテゴリー別アーカイブ: 育児

マスキングテープを使った平面作品

1年前から姉妹で通いだした「図工ランド」。平面と立体の課題を2週間ずつ交互にこなしていく教室なのだが、電車をのりついで片道45分ほどかけて通うのにも関わらず、まだ一度も欠席したことないところを見るとかなり気に入っているのだと思う。でかける前はほかにやりたいことがあったり、気持ちが乗らなくて不機嫌でも、教室が終わると不思議と楽しそうなので、絵画や工作にはセラピー的要素があるのだろう。

6歳の次女はまだまだ発展途上なのだが、もうすぐ11歳の長女にははっきりと得意分野が出てきている。幾何学的なデザインと細かい手作業が好きなようで、家でも学校の授業でも好んで作業をしている。先々週はマスキングテープを自由に画用紙に張って、マスキングテープで仕分けられたエリアを絵具で塗りつぶし、最後にテープをはがして作品を完成させるという課題で、まさに長女の好みのもの。図工ランドのブログでも完成品をとりあげてもらっていました。

masking

自分がとても図工が不得意だったこともあり、引き続き、たくさんの小技を身に着けて表現力を高めてほしいと思う。

綱渡りの一日

今朝起きたら、サービス障害が起きていた。運用関係者に連絡しようかなと思っていたら、メールがどんどん飛んできた。その間、我が家は次女の保育園へ発表会鑑賞へ。鑑賞している間にメールや電話が飛んでくる。私は技術者ではないので、障害に直接対応するわけではないのだが、ユーザー告知や社内連絡のためにあちこちへ連絡。保育園なので、メールを丁寧に打っている暇がなく、もっぱら電話。休日なので、みんな外だったり、寝ていたりだけど、すぐに対応モード。電話の合間に、保護者の出し物の「アララの呪文(ちびまるこ)」の踊りなんかもステージで踊ったりして、なんだかちぐはぐ。障害は思いのほか長引き、保育園の発表会が終了しても復旧せず。

帰宅して、昼食を食べたら、次女が激しい頭痛を訴えた後に嘔吐。脳出血とかだったらどうしよう?!とパニックになりながら、病院へ電話し、救急受付。タクシーを呼んで病院へ行くことにしたが、その間に、お昼に次女にちまきを食べさせて、初めてカニを口にしたことに思い当たる。軽い頭痛は発表会の時からあったらしいが、激しくなったのは昼食後だったし、嘔吐も食べたちまきが丸ごと出た感じ。アレルギー反応か・・・幸い、呼吸困難な様子もなく、頭痛も引いていったようで、アナフィラキシーではないようだが、安全を見て病院へは行くことにする。病院では、脳を心配する私だけで、カニに対するアレルギー反応と断定され、少々腑に落ちなかったが、時間とともに次女の具合がぐんぐんよくなっていくので、ひとまず安心。

障害は夜になって治り、次女の具合もよく、おいしいビールをいただきました。

母娘でスケート教室

「ママと一緒に滑れたら楽しい」と長女が言うので、赤坂サカスのスケート教室を私も受講することにした。スケートは小学生のときに少しやっただけで、他はさっぱりなので、あまりできない。とは言え、氷の上で立つことくらいはできるので、長女と同じ初級クラスに入ってみたら、これが思いのほか苦戦した。

初心者クラスは氷の上を歩く練習が中心なのだが、初級クラスは両足でひょうたんを前に後ろに書いたり、片足すべりしたり、ジャンプしたり、スピンしたりとひたすら膝を使った基礎動作の練習。初級クラスは小学生が7人に私一人大人。これは過去何回か娘たちの受講を見学してきたので、自分だけが大人という状態を覚悟しての参加。子供たちは「下手な大人がいるー」くらいに思っていた感じ。

教室とその後長女と滑っていて、わかったのは私は基本的な体重の乗せ方が間違っていたようだ。極端なO脚の私はスケート靴を履いて普通に立つと、体重が足の外側にかかるので、スケート靴の歯が外側に倒れてしまう。歯はまっすぐあるいは内側に少し傾いていないと滑らないので、私の場合は意識して体重を土踏まずの内側にかかるようにしないといけないのだ。X脚の人はスケートが得意かもしれない。

昨日のスケート教室で今日はしっかり筋肉痛。チケット制であと3回。次回は「ママ、初心者クラスに行ってね」と言われたし、体重のかけ方から間違っていることを自覚したので、私も初心者クラスに行くべきだと思っている。長女と滑る楽しみを目標にがんばる。

日テレZIP にインタビューされました!

昨日長女と銀座の歩行者天国をぶらぶらしていたら、日テレのZIP! の取材をされました。小学生の携帯電話事情についての取材で、ちょうど長女は品川区の小学生に配布されている「まもるっち」を持っていたので、結構詳しく取材されました。「まもるっち」は防犯目的なので、通話とメールの機能しかなく、インターネットは参照できないのだが、娘たちは親のパソコンやらスマホやらを使ってゲームをしたり、ビデオを見てはいる。「その際に何か規則ありますか?」と聞かれたところを見ると、話題になっている「スマホ 18の約束」に発端があるようだ。

「スマホ 18の約束」はクリスマスに13歳の息子にスマホをあげた母が18の約束の「契約書」をつけてブログにアップしたことで話題になっているもの。日本でも結構報道されている。例えばこちら: http://www.j-cast.com/tv/2013/01/09160605.html

4月から小5になる長女であるが、世の中的には塾などの送り迎えのためにスマホを持たせることもある年齢だ。品川区で全小学生に配布される「まもるっち」のおかげで、中学生まではスマホを持たせずにすみそうで、品川区に感謝である。すでに長女からは「中学生になったらスマホ買ってね」と言われている。

取材では「ほかに気になることはありますか?」と聞かれて、「スマホでゲームでビデオに夢中になって、ほかのことを何もやらないこと」と回答した。こちらはまさに我が家の頭痛の種で、一日20-30分と時間を決めて親のスマホなどを使わせているのだが、二言目には「スマホ使っていい?」となってきている。長女に関しては露骨に他のことをやる時間が減っている。自分がネット依存症だから気持はわかるが、子供たちにスマホ禁止デーとか設けたいくらいだ。

取材はされたものの、放送されるかどうはわからないので、月曜日から数日ZIP!を一生懸命見ることになるだろう。

品川区の教育に関する書籍

この1年でがっちり3冊読んだ品川区の教育に関する書籍の備忘録。小中一貫教育に関しては品川区は2002年から導入してしまっていて、かなりのところまで踏み込んでいるので、いまさら引き返せないところまで来ていると思われる。すでに一貫校の設立は6校ほぼ完了している。よくない点も多々ある(実際に学力は伸びてはいない)ので、その辺を分析して改善していくしかないと現実的には思っている。

検証 教育改革―品川区の学校選択制・学校評価・学力定着度調査・小中一貫教育・市民科(品川区教育政策研究会)

こちらは基本的には推進派の本。背景から説明し、2007年に実施した保護者と教職員のアンケートの結果などを使って包括的に品川区の教育に関する取組を説明している。小中一貫教育の根幹にあるのは小学校から中学に入学する際のカルチャーショック「中一問題」なのだが、そんな大きな問題があることすら知らなかった。またさまざまな新しい取り組み(施設分離型小中一貫教育ということで、小学校と中学校が連携する、市民科の授業、小学校からの英語の導入、学校選択制と学力調査の公開など)に対して、職員数はむしろ減っているので、現場の先生たちの負担は相当と思われる。さらに、教師は品川区の職員ではなく、東京都の職員なので、3-4年で異動の対象となり、品川区独自の仕組み・構想を理解し、実施するまでの人材がなかなかそろわないというかなり現実的な壁があり、管理職(校長・副校長)の苦労もうかがわれる。

これでいいのか小中一貫校その理論と実態 (山本 由美、佐貫 浩、 藤本 文朗)

各地の小中一貫教育の取り組みとその問題点について主観的に保護者の立場から書かれている本。後半は小中一貫教育の導入をどうやって阻止したかという事例が複数あり、これから導入を検討している自治体・地域に向けての発信の色も強い。PTAが教育委員会側に取り込まれてしまうケースと、保護者・地域の代表として教育委員会と対立するケースとをあげていて、地域と教育委員会が一体となっているケース(の解釈)がないのが残念だが、PTAの存在が大事だということを改めて感じた。

品川の学校で何が起こっているのか学校選択制・小中一貫校・教育改革フロンティアの実像(佐貫浩)

最初に読んだ品川区の教育に関する本で、書店でみかけたときに、ローカルな教育についての書籍があること自身に驚き、喜んだが、実際に読んでみると一方的な否定論で、客観的なデータもなく、非常に読みづらかった。反対派の意見は大体同じで、「施設一体型一貫校の運動会が非常に混雑していてつらい」「休み時間は高学年と低学年とに分けて校庭を使わないとならない」「制服が高い」というような話ばかりで、実際に学力調査で一貫校と施設分離型とで学力差があるかどうかなどの検証はない。

検証 教育改革―品川区の学校選択制・学校評価・学力定着度調査・小中一貫教育・市民科 検証 教育改革―品川区の学校選択制・学校評価・学力定着度調査・小中一貫教育・市民科
小川 正人

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これでいいのか小中一貫校―その理論と実態
これでいいのか小中一貫校―その理論と実態 山本 由美

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品川の学校で何が起こっているのか―学校選択制・小中一貫校・教育改革フロンティアの実像
品川の学校で何が起こっているのか―学校選択制・小中一貫校・教育改革フロンティアの実像 佐貫 浩

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ベビー服をようやく処分

昨日は11月に二人目の子どもが生まれ、育児休暇中の会社の友人宅へガールズと遊びに行きました。彼女とは10年以上前に一緒に仕事をしてからの友達で、子どものこと、会社のこと、将来のこと、本当にたくさんのことをおしゃべりして帰ってきました。一人目のお子さんが男の子で次女より一つ年下で、女の子がとてもほしかったパパさんは、待望のベビーガールがかわいくて仕方ないみたいで、遊びに行っている間終始だっこしていました。それにしても赤ちゃんって本当にかわいい・・・

遊びに行った際に、家にあった大量のベビー服の中からあげられるものを探してみたら、たくさんあって一度では持ちきれないほど。我が家は女の子二人だが、長女は4月生まれ、次女が11月生まれで、1-2歳くらいまでは季節が違っていて、結局次女もフルセットで服をそろえていて、しかも何も捨てていなかったので、すごい量だった。2-3年前までは本気でもう一人子どもを生めるかもしれないと思っていたので、人にあげられるものだけではなくて、多少汚れている服などもすべて取ってあった。処分するものと仕訳をしたら、ごみ袋4つ分をまず破棄。まだまだ子供服は大量にある。

友達に挙げるベビー服を洗濯して、アイロンかけて、たたんでいたら、「あー、もう一人女の子ほしかったなぁ。男の子もよかったなぁ。」とつい思ってしまった。女の子のベビー服って本当に楽しい、それだけで女の子の赤ちゃんがほしくなることがあるくらい(笑)。ちなみにアイロンをかけてくれたのは長女だった。

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年賀状

数年前から年賀状を送るのをやめてしまっている。受け取るのはうれしいものだが、年末に何十枚も印刷する手間が取れず、断念。メールとSNSに依存する生活になって、郵便物そのものが苦手だ。そして不義理。メールでもすっかりご無沙汰してしまっている友人やお世話になっている方々がいる。先日読んだ「イノベーション・オブ・ライフ」”How Will Measure Your Life” にもあるが、本当に大事だと思っている家族や友達に十分な時間とプロセスと優先順位を充てているか、と言われると肯定できない。修正しよう。

自分が年賀状を出さないと子どもたちにも年賀状を出す習慣がつかない。人に気を使う長女は4年生となり、さすがに年賀状をくれるお友達も出てきて、バツが悪いようで、今年は年賀状を出したい!と意思表示。年賀状を買おうとうろうろしていた品川エキューとのDB in Station にて、スタンプを使ったオリジナル年賀状を作成するコーナーがあり、姉妹で作って帰った。100個以上あるスタンプの中から好きなものを組み合わせてデコレーション。ちょっと割高だが、創作好きな二人は満足。将来万が一、家をリフォームしてワークスペースを作ったら、お気に入りのスタンプをそろえておくのもよさそうだ。

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親戚・先生・お友達などにメッセージやシールでのデコレーションを添えて、完成。だんなと私の実家のじーじ・ばーばがきっと誰よりも喜んでくれるだろう。私もいただいた年賀状にお返事を出すことにしようと思い、準備をしてたら、長女がデザインをしてくれた。

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元旦には間に合わなかったし、長女も次女も十分にお友達の住所をヒアリングできなかったので、この次はもう少し準備を使用。でもあんまり意気込んでもだめなので、まずは来年も年賀状を最小限出すことを目標とします。

おまけ:次女が保育園で牛乳パックから作ったという和紙の年賀状。味があって素敵です。

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熱海食べ歩きツアー

年末年始は熱海旅行をしたいと思っていたが、結局探すのが遅すぎて露天風付き客室の部屋が取れず、断念。それでも熱海に行きたいと言う強い長女の要望があり、大みそかに長女・次女と私で日帰りツアー。なぜ熱海なのかというと、近いという利点と、長女がどうしてもふかしたての温泉まんじゅうを食べてみたいという希望があったのだ。

我が家はよく温泉旅行をするので、温泉まんじゅうを食べる機会なんていくらでもありそうなものなのだが、基本的に私が好きじゃないので、反対してきた。それでも食べたいというので、バラで売っていれば一つくらい食べさせてあげようと思っていたところ、先日下田に旅行に行った際、探してみたが、どこもすでに箱詰めされたものしか売っておらず、地元ではもう生産していないんだなぁと発見。熱海は何軒ものお土産屋さんがふかしたてのものを販売しているので、「今度、熱海に行こうね」と約束していたのだ。

こだま新幹線で品川から40分という近さもとても便利。まずはお昼ごはんということで、シラス丼が食べたいという私の思いは完全に無視され(KICHI+ に行ってみたかった)、熱海グルメツアーなのに、手打ちそば・うどん(手打ちそば泉八)。おいしかったけど。大晦日だから年越しそばにもなったしね。

その後いよいよ食べ歩きツアー。商店街を歩き、試食用の胡麻まんじゅうを食べ、一番安いふかしたての温泉まんじゅうを探し当て(杉山名産店、一つ50円)、焼きたてのザラメせんべい(寺子屋本舗)も食べ歩き。本当は練り物を「まる天」で食べて帰りたかったが、満腹につき見送り。干物、しらす、からすみ、せんべいなどなどをお土産に買い、帰宅。半日にしては散財してしまったが、みんな「大満足」。

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また行こうっと。

あけましておめでとうございます!

2013年となりました。今年は次女が小学校入学というのがわが家にとっては最大のイベントとなりそうですが、家族4人健康で楽しい一年になれるようがんばりたいと思います。

昨夜は仲良しのご近所のおうちに押しかけ、無理やり年越しパーティー。起きていられたら、初もうでにみんなで行こうと言っていたのですが、想定どおり、だんなは「眠くなった」と早々に退散。昨年はがんばった次女が11時過ぎに「眠いから帰りたい」とお泊りをする予定をスクラップ。長女はお泊りをして無事初詣をした模様。

眠いから帰ったはずが、次女は、帰り道大仏様がある「如来寺」には寄りたいというので、お参りをしてきました。以前も書きましたが「西大井の大仏」というのがあり、この如来寺には5体ものの大仏様が置かれています。キリスト教信者が迫害されていた時代に十字架の代わりに拝まれた大仏だという伝説もあります。普段は拝殿の外からしか見れないのですが、年末年始は公開します。昨夜は早めに訪れたら、ほとんど人がいなくて、ゆっくり見ることができました。夜中にライトアップされている大仏様たちは幻想的な風景です。仏様は一人ひとり少しずつ違っていて、次女にはお気に入りがあります。

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お参りを終えたころ、除夜の鐘を鳴らすための列ができ始めていたので、20番目くらいに並び、次女も私も無事鳴らしてくることができました。昨年は1時すぎにお寺に行き、勝手に109番目の鐘を鳴らしてしまいましたが、今年は無事大晦日中に除夜することができました。除夜の鐘を鳴らすと、「いい一年だった。ありがとうございました。」と、なんだかちゃんとその年にさよならをした感じがします。なり続ける鐘の音を聞きながら、帰宅しました。

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お友達の演奏会に行ってきました

私の親友の娘でもあり、長女の仲良しでもあるNちゃんが今年から小学校の管弦楽団(オーケストラ)に入り、毎日のように練習に励んでいると聞いていて、一度演奏を見なくてはと思っていたところへ、年末にファミリーコンサートをやるということで、娘たちと行ってきた。

別のブログ記事で書くことになると思うが、小学校PTA連合の活動で、学校間の交流を深めるための研究を今年してきて、保護者にとって、よその学校を訪問をするということがとてもいい刺激になるという結果が強く出ている。考えてみると確かに自分の子供の学校と、自分が子供のころ通っていた学校以外になかなか情報はなく、意外と学校によってやっていることが違っているのに、そうした情報は流通していない。よその学校に行く機会があったら行くことを保護者にはおすすめする。

コンサートもお友達の学校の体育館で行われ、長女も「うちの学校よりひろーい」などとすぐに自分の学校とすぐに比較を始めていた。そもそも長女の学校にオーケストラのクラブなどない。運動会などで演奏をする小さい吹奏楽部があるだけだ。お友達の管弦楽団は60人で構成されていて、なかなか立派だと思ったのだが、指導の先生のお話で「東日本のコンクールでは圧倒的に小さい楽団だった」とあり、驚かされた。少子化の昨今、規模のあるオーケストラがある学校ってどんどん限られてきてしまうのだろう。

コンサートは演奏だけではなく、歌や劇もあり、もりだくさん。印象的だったのは、「世界のクリスマスとお正月」というコーナーがあり、「帰国」と呼ばれる楽団メンバー14人がそれぞれ今まで生活したことがある国について簡単にエピソードを披露をしていたこと。長女も「すごいねぇ、あんなにたくさん外国に住んだことがある人がいるなんて」と目を丸くしていた。もともと転勤する家庭が多い学校でもあり、相当地元密着型の長女の学校とは雰囲気が違うようだ。マイクを持って一人や二人だけでみんなの前で歌っている同年代に対しても恥ずかしがりの長女相当感銘を受けていた。

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お友達の担当の楽器は「ファゴット」。木管楽器で一番低い音が出るもの。とても優しい音。彼女が担当するまで知らない楽器で、Nちゃんのおかげで知ることができた。周囲に社会人になっても楽器活動を続けている人たち何人かいるのだが、ちょっとうらやましいと思っている。音楽によって得るものはきっと多いだろうし、グループで演奏していればチームワークを大事にするだろうし、仲間もできる。自分は20年ほどピアノをやっていたが、練習量に対してあまりに上達しないので、すっかりやめてしまった。小4長女は残念ながらこれまで経験も興味もないようだが、年長次女は保育園で鼓笛隊活動をしており、かなり楽器には興味を持っているようだ。小学校に入って鼓笛隊活動は終わってしまうので、何か環境を提供するか検討中。

コンサートの日の夜はお友達家族と食事をしたのだが、コンサートの後片付けとプレゼント交換会があり、お友達たちはちょっと遅く登場。せっかくだからもう一軒行こうということになり、初めて家族でハシゴ。翌日、長女は起きてきて、「昨日、二次会行ったよねー。大人で言う、二次会に初めて行っちゃった」とちょっと嬉しそうに言っていた。大人の気分だったのかもしれない。